Libart は 2D のベクターグラフィックを描画するためのライブラリで、Gnome プロジェクトにおいても採用されています。このライブラリは主に Raph Levien 氏と Miles Jones 氏によって開発されたものであり、彼らは GhostScript の作者としても有名です。
シンフォニーでは Libart にいくつかの変更をした上でそれを利用しています。主な変更点を次に挙げます。
- アロケータを関数化
- グラデーション処理の変更
- "colinear!" 警告の抑制
- アルファ転送機能追加(バイリニア補間)
当社において独自に変更した Libart のソースコードは、次のリンクからダウンロード可能です。
Gresan SVG Library 用 Libart ソースコード
Libart のみについてソースコードを公開するという対応は、LGPL (GNU Lesser General Public License) の考え方に基づいた対応であり、当社では GNU およびオープンソースのプロジェクトに対して敬意を払い、それらのライセンスを尊重した活動を行いたいと考えていることによります。
シンフォニーは Raph Levien 氏ら主要開発者および彼らの営業担当者と連絡を取り、Libart のライセンス形態について意見交換を続けています。現在の所 Gresan SVG Library においては Libart を LGPL の下に同梱していますが、将来的には彼らが提供する商用ライセンスに移行する予定です。