ユーザー権限の設定について

 


複数ユーザーでの利用

Mac OS X において、「はがきうぇあ」をインストールしたユーザーとは異なるユーザーが「はがきうぇあ」を利用する場合に、次のような問題が起こることがあります。
  • データベースエラーが発生してアプリが起動できない。
  • 住所録にデータの登録ができない。
  • アプリは起動するが、何のウィンドウも表示されない。
  • ダウンロードしたユーザーは使用できるが、他のユーザーになるとデータベースエラーが発生する。
  • 作成したイラストデータが保存できない。
  • 作成した住所録読み込みパターンが保存できない。
これらは、ユーザーアクセス権限の設定に関連した現象だと考えられます。

「はがきうぇあ」のユーザー管理

「はがきうぇあ」のベースとなった「はがきフレンド」は元々 Classic Mac OS アプリケーションでした。「はがきうぇあ」では Mac OS X での使用が可能なように大改造を施しました。しかし、ユーザー管理に関しては基本的に Classic Mac を前提とした造りになっており、Mac OS X のように BSD Unix ベースのユーザー管理を考慮した仕様になっていません。例えば、ユーザーが作成したイラストデータ等は「書類」フォルダ以下に保存することが前提となっています。これは当初の仕様として、ユーザーが保存先さえも意識しなくて良いようにするという目的に則ったものでした。より Mac OS X らしい仕様にするには、各ユーザーのプライベート領域にデータを保存するように修正するべきでしょう。この対応は将来のバージョンで行いたいと思います。

「はがきうぇあ」のユーザーアクセス権限

さて、「はがきうぇあ」をダウンロードした皆様は、まず .sit の圧縮ファイルを解凍することから始めることになります。このときおそらく StuffIt Expander が使われると思いますが、展開されたファイル/フォルダ群に付与されたユーザーアクセス権限の設定が、他のユーザーが利用できるようになっていないということがわかりました。



例えば、「Database」フォルダの情報を見ますと、圧縮ファイルを展開したユーザーと同じグループの人でも「読み出しのみ」となっていることがわかります。これでは、他のユーザーは住所録にデータを登録したくてもできません。

そこで対応策です

次のフォルダとその内容の一部について権限を再設定することで、およそ問題は回避できると思います。
  1. 「Database」フォルダ
  2. 「書類」フォルダ
  3. 「リソース」フォルダ
まずはこれらのフォルダのユーザー権限設定です。


圧縮ファイルを展開したユーザーがオーナーです。ここは変更不要です。
グループのアクセス権を「読み/書き」にしてください。
グループに所属しないユーザーにも使用できるようにしたい場合には、その他もアクセス権を「読み/書き」にしてください。
設定を変更した後に、「内包している項目に適用する」を押しておいてください。(この機能の影響範囲については不可解な点もありますが。)

この手順を3つのフォルダに対して行ってください。
次に、「Database」フォルダの中にある全てのファイルに対しても同様の設定を行ってください。全選択して情報ダイアログを表示すると簡単に設定できます。

同様の問題が発生した場合、アクセス先のファイル/フォルダのアクセス権限を再設定することでだいたい回避できると思います。

もうひとつの回避方法

上でご紹介した手順は面倒くさいという場合、もう少し簡単な方法があります。それは、「はがきうぇあ」のアプリケーション一式を各ユーザー毎に分けてしまうという対応です。使用する人がそれぞれ自身のプライベート領域などに展開/配置して使うことで、問題が回避できると思います。



「はがきうぇあ」の将来のバージョンでは、こういったユーザー管理の機構に関しても Mac OS X らしいやり方を実現したいと思っています。


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