ところで Water's Edge 社はなぜ、ToolsPlus の Carbon 化を自社で行わないという判断をしたのでしょう。これは推測に過ぎませんが、ひとつには Carbon Event Manager のコンセプトが ToolsPlus のイベント管理機構によく似ていたことがあげられそうです。また、Window Manager が Mac OS 8.5 あたりから徐々に進化していったこと、Mac OS X ではコードリソースが利用できないことなどがあげられるでしょうか。ToolsPlus のアドバンテージの多くが Carbon では既に機構として用意されているか、または別の形態に再実装することが避けられないということに Makohin 氏は早くから気が付いていたと思われます。つまり『ToolsPlus の役目は終わった』という判断がそこにあったと考えられると思います。