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フィジラ

フィジラって、なぁに?


◆ フィジラとは ◆

フィジラとは、Mac OS X で動作するモジラのことです。Carbon化されたMozillaということで、Fizzillaと呼ばれるようです。

やつぎ氏 :なんで、フィジラって呼ぶんでしょうねー?
まーさん :そう、どうしてフィズなのか、よくわかんないんですよねー。
うめちゃん:そりゃ、Carbonで炭酸だからフィズでしょう。当たり前やん。
ちもとあに:なるほど、こりゃぁ一本とられましたなー!
一同   :そうだったのかー

Mac OS X 上で動作するバイナリ形式としては、

  • CFM (Code Fragment Manager) の PEF
  • dyld (dynamic loader) の mach-o

の2つがあります。

モジラでも、この両者の試みがなされています。

  • FizzillaCFM -- fully Carbon, mac back-end, CFM based
  • FizzillaMach -- mac Carbon front-end, unix backend, Mach-o based

この2つのうち、FizzillaMachの方は、まだテスト段階です。

FizzillaCFMの方は、既に Mac OS X Public Beta 上で、動き始めています。

現在、FizzillaCFMの主要進行者である、Patric Beard 氏より、モジラMacintoshのビルド全体を、Carbonに移行してはどうか?という提案がなされています。それが実現された際には、フィジラのビルドも含め、モジラMacintoshのビルド全体が、大幅に修正されるでしょう。


◆ フィジラのビルド ◆

■ ソース

ソースを新たにチェックアウトする必要はありません。モジラソース自体が、Carbon対応しています。もうほとんど完成に近付いています。

■ ビルド環境

フィジラのビルドでは、CodeWarriorに新たな環境を構築し、モジラソースにも修正を加える必要があります。

  1. CodeWarrior Pro6 Beta ( CodeWarrior Beta Tools for Mac OS X ) を入手する。
  2. Pro5のMSLフォルダを(MSL)にリネームし、Pro6のMSLフォルダをPro5にコピーし、(MSL):MSL_C:MSL_MacOS:Project:PPC:MSL.C.PPC MPW.mcpを新しいPro5のMSLフォルダの対応する場所にコピーする。
  3. mozilla/config/mac/DefinesMac.h、mozilla/nsprpub/macbuild/NSPRConfig.hに、#define TARGET_CARBON 1を加える。
  4. NSStdLibの修正版(2002年3月26日の時点でリンク先はなくなっています)をダウンロードする。 mozilla/lib/mac/NSStdLib.expNSStdLib.exp.carbonと差し換え、NSStdLib.expにリネームする。mozilla/lib/mac/nsStdLib.mcpNSStdLib.mcp.carbonと差し換え、NSStdLib.mcpにリネームする。
  5. mozilla/security/nss/lib/util/mac_rand.cに於いて、Event Queue block (line 217)とHeap block (line 183)を、#if !TARGET_CARBON...#endifで囲う。
  6. mozilla/gfx/macbuild/GFX.mcpを開き、全てのAppleLibへのリンクを削除して、mozilla/dist/mac/InterfaceStubsへのリンクに変える。(InterfaceStubsがビルドされてから)
  7. もし、MSL.C.PPC MPW.mcpがリンクできなければ、リンクできないものをプロジェクトからはずす。

■ ビルド方法

フィジラをビルドする方法は、新バージョンのスクリプトの場合、

  • システムフォルダ/初期設定/Mozilla opt build prefs
  • システムフォルダ/初期設定/Mozilla debug build prefs

に於いて、

CARBON 1

を追加して、ビルドします。

当然、以前にモジラでビルドしていた場合は、その結果は全て消えますので、新たなモジラソースツリーでビルドした方がよいでしょう。


◆ フィジラのエンベッディング ◆

フィジラのエンベッディングは、(あなたが想像される通り)

  1. フィジラをビルドする
  2. エンベッディングアプリケーション自体をCarbon化する

という2つの手順を踏む事になります。

■ エンベッディングアプリのCarbon化 [PPBrowser]

PPBrowserはPowerPlantフレームワークなので、CodeWarriot Pro6で、コンパイルリンクし直せば、自動的にCarbon化されます。(多少の手直しは必要かもしれませんが…)

フィジラ自体はPro5+Pro6'sMSLでビルドされ、PPBrowserはPro6でビルドされるので、少し心配ですが、これはうまく動くはずです。

■ エンベッディングアプリのCarbon化 [marbrow]

marbrowは、独自フレームワークなので、全て手作業でこれをCarbon化します。marbrowのプロジェクトは、CodeWarrior Pro5用ですが、marbrowCargonのプロジェクトは、CodeWarrior Pro6用です。Pro6での方がCarbon化がし易いので、こうしました。

Carbon化の具体的な方法や情報は、Appleのサイトから入手できます。

こいけ氏:Macintosh版のGeneratorは、Carbon対応で作りますよ。
やつぎ氏:すばらしい!
まーさん:ひぇー、もう?すばやい。

marbrowCarbonソースのダウンロード

【marbrowCarbonのスクリーンショット】


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